山 行 報 告


2007/1/19 八ヶ岳 阿弥陀岳南稜〜中央稜



メンバー:小雪、ジャン・レノ
  記 録 : ジャン・レノ
【コースタイム】

自宅3:30===国道16===中央道===小淵沢IC===はちまき道路===6:30舟山十字路(駐車場)7:00―――旭小屋7:40―――阿弥陀岳南稜―――10:10青なぎ―――12:35阿弥陀岳頂上12:50―――御小屋尾根分岐―――中央稜―――15:10中央稜取り付き―――15:40舟山十字路(駐車場)===温泉===はちまき道路===小淵沢IC===中央道===国道16===自宅


【記 録】

 寒気団の南下が一時弱まり、移動性高気圧がくるので決行。
 19日朝出。相模湖ICから小淵沢ICまで約110km。うっかり手前で降りるのを忘れ半額でなく全額取られてしまった。

 損した1300円を浮かすため、仕方なく帰りの夕食はレストランで食べる予定を変更し、自宅でお茶漬けに変更。

 舟山十字路の駐車場は車3台ほど置ける。すでに2台が止まっていた。、旭小屋へは回り込んで行くことにする。この小屋は手入れされているせか、10年前と変わらない。

 先行のトレースがある。雪は旭小屋から500mくらい先をのぼったところまで無い。寒い阿が風はない。いつも思うのだが、歩いて2〜3時間くらいの時にやたらに手が冷たくなり、かじかんで何をするにも困る。

 何か原因があるのだろうか?こんどこそホッカイ炉をポケットに入れていこう。北岳から始めたが、ポカリをサーモスに入れて持って行っているが、コーヒーより全然良い。

 途中いくつも良いテント場があり、特に青ナギを越えて、もう100m位上がった稜線上に良いテント場を見つけた。もっともトポにも記されているところで、別の人が張ったあともあった。

 P3のルンゼも状態がよくロープはいらず、また天気良く無風で快適!頂上は誰もおらず、下ってゆく2名を発見。

 後で下山後、駐車場の隣の車のダッシュボードの上に置かれていた計画書に、初日南稜、二日目赤岳主稜と書かれていたのを見たので、おそらく前日南稜の途中でテント泊し移動していた隣の車の2名に違いないと思う。

 関西方面から来ているようでああった。中央稜の分岐は岩稜が降りにくく、やや巻いて降りるが、ほんの2〜3mがいやらしい。もっとも下は緩斜面なのでそのまま下まで行くことはないが。

 小雪さんがそこでバイルを落とし、拾いに行くのに苦労する。中央稜はぱっとしない。途中であった2人パーティーのトレースを拾いつつ降りる。中央稜を降りきってから駐車場までがほとんど氷り道で、歩くのに苦労した。

 アイスをやりに来ている人がいるかと思ったが、皆無であった。無風快晴と少ない雪に恵まれ、日帰りで楽しめることが出来た。

 おきまりのホテルで温泉に入ったが、しつけの出来ていない餓鬼どものおかげで、のんびり山行を思い出しながら湯につかることも出来ず残念であった。しかし冷え切った足を温めることが出来、ほっとした。

 帰りはきちっと100km以内で降りたので、通勤割引の半額で済んだ。

 2週間後に来る予定での偵察であったが、次回はテント泊のため、中央稜より御小屋尾根、天場の確認、駐車場の確認、頂上からの下山路の確認、P3の確認、ロープを出す場所の確認が出来た。

ジャン・レノ記